バイリンガルナース ローラのブログ

ナースの仕事、健康管理、プライベートのことなど、自由気ままに語るブログです。

どうでもいい話から学んだこと

先日美容院へ行き、シャンプーをしてもらったあと、お決まりの質問
「流し足りないところはないですか?」
と聞かれ、思わず
「それは見ないとわかりません。」と
兼ねてからずっと思っていたことを口にしてしまいました。


だって本当に、そんなこと聞かれても、見ないとわかりませんから(笑)


泡が残ってるとか頭皮がぬるぬるしてるとか、実際見てないし、触ってないしわからないんだから、美容師さんの目で見て、指で確かめて判断してほしい!


おそらく、この「流し足りないところ」というのは、なんとなく泡が残ってる感じがして気持ち悪いところという意味だと思うけど、どうもこの質問には違和感を感じて仕方がない。


違和感を感じながら、いつも「はい。」とか「大丈夫です。」と答えていたけれど。


美容師さんの反応はというと、
「そうですよね(笑)」と笑って明るく答えてくれた。

変な奴だと思われたかな(笑)

このように、ルーチンのように当たり前に使っているけれど、違和感を感じる質問や言い回しって実はけっこう多い気がします。

空気を読んでいない質問

違和感とは少し違いますが、ファーストフード店のような、テイクアウトとイートインが両方できるお店で、最初に席をとって、財布だけ持って、食べる気満々でレジに向かったのに、「お持ち帰りですか?」と言われると、とても残念な気持ちになります。


明らかに急いでる風で、一人で3人分くらい注文して、「お持ち帰りですか?」はわかるけど、荷物も置いて席もとって食べる気満々の人にその台詞は、空気がよめていないというか、一言で言うと残念!


仕事でもプライベートでも、当たり前のように聞いてしまう質問や言ってしまうことのなかに、おかしいことはないか、伝わりづらいことはないか、この場面でこの質問は妥当か、今ひとつ考え直してみたいと思いました。

言い回しの違いによる勘違い

日本語って難しいから、ちょっとした言い回しの違いで、そんなつもりはなくても相手を不快にしてしまったり、違う意味に捉えられてしまうことがあると思います。

例えば、
「大丈夫です。」というのを
「オッケーです。」の意味で使う場合もあれば「結構です。」の意味で使う場合もある。


グレープフルーツサワーを注文したら、「グレープフルーツ終わってしまったので、レモンサワーならできます」と言わわれて、じゃあそれで大丈夫ですって言ったら、いつまでもレモンサワーが来ないことがありました。

レモンサワーでいいですと言ったつもりが、それじゃあ結構ですの意味に捉えられたらしく。

日本語の難しさと、きちんと伝えることの大切さを感じました。


どうでもいい話から話があちこちへ行ってしまいましたが、普段の自分の言葉遣い、言い回し、コミュニケーションについて振り返るいいきっかけとなりました。