理想を求めるより自分を高める努力が大切
「ナース希望の30代後半商社マン&外資金融&経営者でお食事会をするので、可愛いナースの子は連絡ください」
と、あるグループラインからラインがありました。
また知り合いから
「可愛い看護師さん集めて合コンして。」と言われることがあるのですが、
私はこういうの正直あまり好きじゃないです。
なぜなら、看護師に対して
「優しい」とか「尽くしてくれる」
とか「エロい」とか、「仕事に困らないから万が一の時も稼いでくれる」とか
勝手なイメージや期待をもっていそうだから。
それに、職業で選ばれるのって、自分自身をみてくれていなそうで、なんか悲しいですね。
医者が、医者好きな女性を嫌うように、看護師も、看護師好きな男性を好きではない人が多い気がします。
もちろん、看護師という仕事を尊敬してくれていて、仕事を頑張っている自分を好きになってもらえるのはとても嬉しいことですが。
恋愛ならともかく、結婚相手となると、現実問題、相手の職業や家族関係など、条件で選んでしまうことも仕方ないとは思います。
しかし、相手の条件ばかり厳しくしていては、いっこうに理想の人なんて現れない気がします。
理想を高くするなら、自分もその理想に見合うだけの魅力がなくては釣り合わない。
なんの努力もせずに、年収1000万以上の人じゃなきゃ無理っていうのって、勉強せずに東大受からせてくださいって言うのと同じ程無茶なことだと思う。
可愛い子紹介してとかお金持ち紹介してとか言う前に、自分がその理想としている人と釣り合うほど魅力があるのか、客観的視点をもってアセスメントすることが大事だと思いました。
そして自分に足りないところがあるならそこを補うべく努力する。
そうすれば、追いかけなくとも自然と魅力ある人を引き寄せるものだと思います。
何事も、追いかけて手に入れるものより、引き寄せるものの方が大きい。
そんな気がします。
自分自身への戒めもこめて、自分を過信することなく、謙虚な気持ちで、相手に求めるより前に自分自身を振り返る癖をつけていきたいと思った今日この頃です。