バイリンガルナース ローラのブログ

ナースの仕事、健康管理、プライベートのことなど、自由気ままに語るブログです。

感謝の気持ちを形で表すこと

皆さんは、好きな人からプレゼントをもらう時、「君の好きなものをプレゼントしてあげるから、一緒に買いに行こう」
と言われるのと、好みではないかもしれないけど、その人が選んでくれたものを貰うのと、どっちが嬉しいですか?

私は断然後者です。


一緒に買いに行こうと言ってくれた人は、好みでないものをあげるより、その人の好きなものをプレゼントしたいという、その人なりの思いやりかもしれませんが、私は、それって、相手が何をあげたら喜ぶか考えて、買いに行くのが面倒なのかなと思ってしまい、ちょっと残念な気持ちになります。


誰だって、好きな人や大切な人から貰ったプレゼントなら、よっぽど変なものじゃない限り何だって嬉しいもの。


その人が、自分のことを考えてくれて、何をあげたら喜ぶかなとか、これが似合いそうとか、真剣に考えてくれて、自分のために時間とお金を使ってくれたその気持ちが何より嬉しいから。


一緒に買いに行って、10万円のものを貰うより、その人が選んでくれた1万円のものの方が私は嬉しい。


それに、一緒に買いに行くとなると、本当に欲しいものがあっても、好きな人には負担をかけたくないと思うから、遠慮して大して欲しくないものを言ってしまうから。


以前付き合っていた人に、前者の「一緒に買いに行こう」タイプの人がいました。

私はその人のことが好きだったからこそ、負担をかけたくなくて、本当に欲しいものよりも安いものを買ってもらいました。

私は後者のタイプなので、その人の誕生日には、その人に似合いそうなもので、一緒に買いに行ったらその人が遠慮しそうな、自分にとっては少し高価なものをプレゼントしました。

普段ご飯をご馳走してくれたり旅行を企画してくれたり、優しくて私の支えになってくれていた大切な人だったので、感謝の気持ちを形に表したくて。

きっと、一緒に選びに行ったら遠慮しそうだなっていうその人の性格や、なんとなく目の前でお金を出す姿を見られたくないなという思いもあり。

別にどちらがいい、悪いの問題でなく、人それぞれ価値観や考え方が違うので、前者のタイプを批判するつもりはないです。


私が一番大切だと感じたことは、
感謝の気持ちは形で表すことが大切ということ。


ありがとうって言葉で伝えることはもちろん大切だし、それすら照れ臭くてなかなか言えない人もいるけど。


ありがとうの言葉はもちろん、それよりも、その人が何をあげたら喜ぶか、何をしてあげたら嬉しいか、何が似合うか、自分で一生懸命考えて、その結果形としてプレゼントをあげること。


別に高価なものじゃなくても、自分に無理のないできる範囲の時間とお金を使ってで十分だと思う。

例えば、初任給でお母さんにハンカチをプレゼントするとか、友達の誕生日にその子の好きな香りのハンドクリームをプレゼントするとか。


ものにはエネルギーが宿るから、そうやって感謝の気持ちをこめて一生懸命選んだプレゼントは、どんな物でも嬉しいし、大切に扱いたくなるもの。


言葉より行動、言葉より目に見える形で表したほうが、相手に断然気持ちは伝わります。

押し付けがましくなく、サラッと行動に移せる人、相手に気を遣わせない気の遣い方ができる人になりたいです。