バイリンガルナース ローラのブログ

ナースの仕事、健康管理、プライベートのことなど、自由気ままに語るブログです。

動機よりも大切なもの

ナースになった動機。

 

よく聞くものとしては

 

  • 手に職をつけたいから。
  • 就職に困らず、収入が安定しているから。
  • 医療系のドラマをみてかっこいいと思ったから。
  • 小さいころ入院したとき、看護婦さんが優しかったから。

 

とか、就職試験や看護学校の面接ではあまり堂々と言えないものや、単純なものが多い気がする。

 

でも別に、かっこいい理由がなくても、動機なんてなんだっていいと思う。

 

 

大切なのは、看護師になって本当によかったと思えるかどうか。

 

看護師としてどうありたいか、どうなっていきたいか。

 

だと思う。

 

私はいつも、自分の家族が入院したら、どういう看護をしてもらいたいかを考えて看護しています。

 

例えば、お年寄りの方に対し、親しみをこめるつもりであっても、子供と話すような口調で接したり、上から目線のものの言い方をするのは、もし自分の家族にされていたらすごく嫌な気持ちになるから、きちんとした言葉遣いを心がけたり。

 

忙しさを言い訳に、車いすに乗れる患者さんを寝たきりにさせたり、自分の都合で患者さんの自立を妨げるようなことはしたくないと思っている。

 

もちろん、本当に忙しくて余裕がないときは、ナースコールをもらっても、おまたせしてしまったり、対応が遅くなってしまうこともあるけど。

 

そんな時も、優先順位を考えて対応し、お待たせしてしまう場合は、「ちょっとお待ちください。」ではなく、あと10分くらいかかりますとか、何時くらいになりますとか、具体的に伝えて、患者さんの不安を減らすことが大切だと思う。

 

私たち看護師にとっては、何十人といる患者さんのなかの一人でも、ご家族にとっては、かけがいのない大切な家族。

 

自分の家族が、こちらはそのつもりはなくても、失礼な対応をされていたら、誰だって不快な思いをすると思う。

 

だから、相手の立場になって考えること。

 

本当の辛さは、病気になった本人にしかわからないけど、だからこそ寄り添う気持ちが大切だと感じます。

 

真面目な話になりましたが、何事も、やってみなければわからないし、真剣に向き合わないと、その仕事の面白みなんてわからないんじゃないかと思います。

 

そんなこんなで、明日も頑張ります^^

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